今週初め、近所にある大崎八幡宮でお正月飾りなどを焚き上げる「どんと祭」が済むと、神社界隈に飾られていた提灯飾りが外された。これでお正月様の行事も一段落。我が家でも玄関に飾っていた生け花から松の枝を取ることにした。ふと見ると、まつぼっくりが笠をひらいている。描きたい気持ちがもぞもぞ動く。


 今年も暖冬なのかと思っていたら、冬将軍がやってきた。
北側の窓では、アルミ製の桟に結露してたまった水が凍っている。室内で氷ができるなんて。
熱いお茶であたたまろうと思って、しゅんしゅんと沸いたばかりのお湯でほうじ茶の準備。急須から勢いよく出たお湯が手の甲にかかり、痛さにも似た熱さを感じる。ちょっとやけどをしてしまった。
 見た目にはわからない程度のやけどだが、お風呂に入るとお湯がきりきり痛い。やけどの部分が「もうお湯は十分なんだよ〜」とでも言っているようだ。せっけんをあわ立てるにもお湯を使うと痛さを感じるので、水を使う。できあがった泡のつめたさ!この時期の水だから余計にそう思えるのかもしれない。泡にも温度があるなんて、今まで気づかなかった。

 
 21日は大寒。蛇口から出る水が冷たかったり、室内の氷をガリガリ取ったりしていると春なんてまだまだ先のよう。
それでも、少しずつ日が長くなってきているのを感じるとうれしい思いがわいてくる。