「美術館に行こう!ディック・ブルーナに学ぶモダン・アートの楽しみ方」
に行ってきました。岩手県美術館です。


 日本でもおなじみ「うさこちゃん」こと「ミッフィー」の生みの親、
ディック・ブルーナ
グラフィック・デザイナーでもあり絵本作家でもある彼のさまざまな
仕事をみられる展示です。また、絵本『ミッフィーのたのしいびじゅつかん』
にそって岩手の近現代美術をわかりやすく解説してくれています。
 絵本が中心の展示かと思いきや、ポスターや装丁を手がけた本そのものの
展示も多くて感激。見るのにたっぷり時間がかかって、仙台に帰る便にあぶ
なく乗り遅れそうになるくらいでした。

 後半は時間を巻いて鑑賞を進めていたら、展示のほぼ最終あたりでマットが
ひいてあり低いテーブルが置いてあるコーナーが。こどもの遊び場所かなと
思っていたら、「よかったら試してみませんか?」と係りの方の声。

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つくってみよう

さまざまな作品を見た後は、ブルーナに挑戦してみましょう。
ブルーナの作品をモチーフにしたワークシートで「いろがみワーク」を
体験してください。

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というコーナーでした。
用意された6種類の図案の中から好きなものを選び、ミッフィーの服や
持ち物などを好きな色の紙で構成するというもの。ブルーナカラーと
いわれる見慣れた6色ではなかったけれど、なんとなく近いような
ものが7色用意されていました。どの色を使うか、どう組み合わせるか
は全く自由。構成を決めたら図案どおりに色紙を切って貼り付けます。

 ブルーナの気分になれるね、おお、おもしろい!なんて早速とりかかる。
でも、単純そうで、これが難しいのなんの。こっちを黄色にしたから
あっちは緑、いやこっちが緑であっちが青etc。考え出したらキリがない。
ブルーナの配色センスのすごさを実感しながら、なんとか完成。




……。
これに背景色を加えることを考え出したら眠れなくなりそうです。


 この週末、お出かけ先をお探しでしたら、おすすめの展示です♪
(5月18日が最終日です)