梅雨明けしてから約10日、仙台では太陽が顔をなかなかみせてくれません。分厚い雲の上には夏の太陽があるのでしょうね。
(と、書いてパソコンを閉じたら、空が明るくなってきた(笑)久しぶりに晴れましたよ) 
 ジメジメの天気にまけないように、蜘蛛は巣をどんどん丈夫にしていきます。雨が降ればこんなに雨水がたまるくらいに。


携帯電話の画像につき小さいわ見づらいわでゴメンナサイ
 

 曇り続きだけれど、用事はいろいろの週末。
 まずは、つい先日、ブラジルに行ってきた友人と会いました。
今年はブラジル移民100周年ということで、記念イベントがあったそうです。宮城県からも副知事・○○町長・○○長と肩書きのつく人と、「雀踊り」や「よさこい」を披露する人たちがブラジルへ交流のために旅立ちました。友人は「よさこい」チームの一員として参加。踊りの披露のほか、移民の人たちに根付いている早朝ラジオ体操の先生という役回りもあったそうです。食事の時間も睡眠も削って動き回ったであろうブラジルでの数日間が、友人の話から想像できました。
 踊りを披露している人たちの旅費・滞在費は全額自分の財布からなのだそうです。友人自身は旅費のことなども含めて交流に行ったことを自慢のように言う人ではありません。よさこいが好きで踊っているというきっかけがあるにしても、交流のかけはしのために自分の貯金と会社の夏休みを使う人がいる。それを知った私は、ちょっと誰かに話したくなって今日の日記にしたためました。


 友人と別れたその帰り、「ひさしぶり〜」と交差点で声をかけられました。
見れば中学時代の同窓生、当時テニス部所属の美少年。休み時間になると上級生の女子たちが彼を見に来たり、彼としゃべろうものなら「何話してたのよ、アンタ」と呼び出しをくらうというお触れがあったり。本人は決してカッコつけることもない素朴な人だったけれど、まわりがほおって置かなかったっけ。
 信号がかわるまでの立ち話。
 「今、サッカーの練習が終わって、これからゴスペルフェスティバルの実行委員会のあつまりなんだ〜。歌は下手だけど裏方で何かしたくって」と、さわやかに去っていきました。


 友がみな我よりえらく見ゆる日よ
           花を買い来て妻としたしむ (石川啄木


 啄木のように悲しい心境と言うのではないけれど、ふとそんな歌を思い出しました。
友人たちが清清しく見え、「私も何か役割を…」という気持ちが強くなった週末でした。


 あ、用事は他にもありました。
続きはまた後日、紹介させてください!!


※ゴスペル・フェスティバル 11月に仙台市内で開催されます